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旧バージョンOSSを対象イメージへ追加する方法について

現在toasterを用いてhttpd(apach2)をイメージに追加しようと考えています。
ただし、現在選択しているYoctoバージョンはhttpdのバージョンが最新(Ver2.4.41)であるため
旧バージョンhttpd(apach2)をCustam Imageに追加出来る方法を模索しています。

httpdは依存関係も多くレシピを一から作成するのは大変だと思い、以下の方法を考えてみました。
①Gitからdora (Yocto Project 1.5)のVer2.4.6のレシピをClone
②ToasterでCloneしたmeta-openembeddedの中にあるmeta-webserverを新レイヤーとして追加
③ToasterのCustom imagesよりpackagesとして追加
上記③でToasterよりイメージ追加しようと思いましたが、該当のapach2が表示されませんでした。

そこで、事前にapach2をコンパイルすることでpackagesに表示されるのではないかと考え、
Toasterより対象レシピのbuildを実施したところ、依存関係のconfigでエラーが発生しました。
(他のエラーもありましたが、軽微なレシピ修正で対応しています)
現在この時点で止まっております。

こういった依存関係のあるOSS、旧バージョンOSSをコンパイルする場合、
どういった方法が良いのでしょうか?

右上のテキストBOXに右上のapach2を指定してBuildを行う必要があります。
レシピの構築が実行され、toasterを実行している環境のpackage feed にパッケージが生成されることによって
> ③ToasterのCustom imagesよりpackagesとして追加
が可能となります。

但し、かなり古い時代のレシピのため、そのままではおそらくbuildエラーとなる可能性が高いと思われます。
doraの頃は、DEPENDでしていされているapatch2-native は独立したレシピとなっていますが、現在のレシピ
では、apatch2のレシピからapatch2-nativeを生成可能となっています。

toaster環境ではなく、通常のbitbake環境で、まずは構築可能なレシピの作成を目指す方が早いと思われます。

現在使用中のYocto環境と互換のmeta-openembedded/meta-webserner に含まれるapatch2のレシピをベースに、
ソースのバージョンやpatchをdoraから持ち込み、発生するエラーの個々の対処するといったアプローチが良いかと。

configファイルで異常が発生していましたが、依存関係のOSSバージョンをダウングレードすることで、configの問題は解消できました。
その後、エラーを順番に潰しているところです。
この問題はClose出来ると思います。