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Column & Tips

Yocto2.6のリリース時期について


本来であれば10/26 リリース予定のYocto2.6(thud)ですが、ようやくgitサーバーにbranch thud が登録されリリース候補版の
Fixが迫ってきました。
http://git.yoctoproject.org/cgit/cgit.cgi/poky/log/?h=thud

一通りのFixが終わり、meta-poky/conf/poky.conf のDISTRO_VERSION が"2.5+snapshot-${DATE}" から2.6に変わるタイミングで
QAに回り、正式リリースとなる予定です。
http://git.yoctoproject.org/cgit/cgit.cgi/poky/tree/meta-poky/conf/distr...

Update:2018/10/30
2018-10-29 17:32:20 +0000 に、DISTRO_VERSIONが正式に2.6となりました。
https://git.yoctoproject.org/cgit/cgit.cgi/poky/commit/?h=thud&id=4e6ce6...

2018/11/14 から開催のET2018では、最新版のYocto Project Thudをカスタマイズしたデモを展示予定ですので
展示会にお越しの皆様、是非ともリネオブースにお立ち寄りください。

Update: 2018/11/05
Yocto2.6での変更点に関しては、以下のページをご参照ください。
リリース後に公開となるリファレンスマニュアルに記載される情報です。
https://wiki.yoctoproject.org/wiki/FutureMigrationGuide

Update 2018/11/15
当初予定は2018/10/26、RC1のQA開始後は2018/11/09にリリース予定でしたが、QAで複数の構築エラーが発生しリリースが延期となっています。
原因を確認しBUGの登録が済み” Known Issues”への追記が行われておりますので、間もなくリリースのアナウンスが流れる予定です。

組み込みLinux超入門セミナー NXP i.MX8編で行ったdemoについて


使用したソースコード
buildディレクトリ以下の
tmp/work/aarch64-mx8mq-poky-linux/qtbase/5.9.4+gitAUTOINC+0d9208cecb-r0/git/examples/widgets/graphicsview/collidingmice
を任意の場所にコピーして実施。

構築手順
1) source /opt/fsl-imx-xwayland/4.9.88-2.0.0/environment-setup-aarch64-poky-linux を実行して、cross構築の環境設定を行う。
2) ソースコードをコピーしたディレクトリに移動する。
3) qmake コマンドを実施して、qtのbuild環境の設定を行う。
4) make コマンドを実行して、アプリケーションの構築を行う。
5) 構築されたcollidingmice を 転送を行うためホームディレクトリにコピーする。
6) ターゲットボードから、ftpget コマンドを使用して colldingmice を開発ホストからダウンロードする。
7) ターゲットボード上で、collifdingmice を chmod +x を行い、実行属性を設定する。
8) collidingmice を実行する。
9) 表示させるネズミの数を変更する場合は、collidingmice.cpp の57行目の static const int MouseCount = の値を変更する。
10) 変更の確認 4)-6) を繰り返す。

2. マルチメディアデモ

使用した動画ファイル
meta-openembedded/meta-multimedia/recipes-multimedia/sample-content/bigbuckbunny-1080p.bb を使用

bitbake-layers コマンドを使用して、meta-openembedded/meta-multimedia を bblayers.conf に追加する。
conf/local.conf に、IMAGE_INSTALL_append = " bigbuckbunny-1080p" を追記し、rootfsに組み込むように指定。

 
動画再生例
1) gplay を使用
gplay-1.0 /usr/share/movies/big_buck_bunny_1080p_surround.avi

2) gst-launch を使用
gst-launch-1.0 \
playbin uri=file:///usr/share/movies/big_buck_bunny_1080p_surround.avi

Yocto2.5の新機能 その1


現在4月末にリリース予定(延期の可能性もあります)のYocto2.5(Sumo)のリリース候補版の評価をおこなっています。
数回に別けて、新規に追加された機能を紹介していきたいと思います。

LAYERSERIES変数の追加
この変数は、conf/bblayers.conf に登録されている各レイヤーのconf/layer.conf に記述する変数で、layerの各レシピが
yoctoのどのバージョンと互換性を持つのかを記述可能となっています。

OpenEmbedded Layer Index で Branch master で検索によってヒットしたレシピやレイヤー、喜んで取得したものの
古すぎて使えなかったという経験をされた方も多いと思います。
#OpenEmbedded Layer Index ↓
http://layers.openembedded.org/layerindex/branch/master/layers/

Yocto2.5から、LAYERSERIES変数が設定されていないlayerを conf/bblayers.conf に含んだ状態でbitbakeを実行した
場合、warningを出して確認を求めるような仕様変更が行われています。
http://lists.openembedded.org/pipermail/openembedded-core/2018-April/149...

pokyにて配布するpoky/meta に含まれてない基本的なレシピ(日本語のフォント等も提供されています)を集めた
base layer の meta-openembedded/meta-oe では、4月13日付けで対応が行われ、現在branch master で取得可能な
レイヤーは sumo 互換であることが確認できます。

chromiumのレシピが含まれるmeta-browser レイヤーについては4/7付けで対応が行われており、現在のbranch master
は、rocko/sumo の2バージョン対応となっています。
https://github.com/OSSystems/meta-browser/commit/2b9134ff33c4680ee0f52a3...

Yocto2.5 M3にて、RPMを使用したpackage-indexのbugが修正されています


Yocto 2.3 からパッケージ形式にRPMを指定した場合、bitbake package-index で、repodataが tmp/deploy/rpm/ 直下にのみ生成してしまうというbugがあり、
DNFを使用したパッケージ管理を行う場合にcreaterepoコマンドを別途インストールして実行する必要がありましたが、本日リリースのアナウンスされた
Yocto 2.5M3 にて修正が行われていました。

Yocto 2.3/ 2.4 ベースのBSPで、パッケージ形式にRPMを使用している場合、2018/4/13 現在、yocto 2.3 / 2.4 に向けて package_manager.py の修正の
コミットは行われておりませんが、Yocto 2.5M3 の meta/lib/oe/package_manager.py に置き換えることで、bitbake package-index 実行後 tmp/deploy/rpm/[arch]/ 以下に
repodataが生成されることを確認できております。

gcc6系列は6.4に移行


morry-next,pyro-nexr,rocko-nextで動作確認が行われていたgcc6.4が3/14付けでmort,pyro,rockoにマージされました。
従来mortyはgcc6.2 pyro及びrockoはgcc6.3でリリースされていましたが、gcc6系列は6.4を使用する方針となりました。
2018年4月リリース予定のYocto2.,2.4(mory)及び2.3.4(pyro)は、gcc6.4のマージにより、予定どおりQAに入る模様です。

Yocto ProjectのWebSiteで紹介されている書籍


新しくなったYoctoProjectのWebSiteで、以前はblogで紹介されていた関連書籍情報が更新されて
掲載されています。一覧は、以下のURLとなります。
https://www.yoctoproject.org/learn/books/

リンクの有るもの無いもの、有ってもUSのサイトにリンクが張られているため日本のamazonのリンクを
記載します。

Embedded Linux Systems with the Yocto Project (Pearson Open Source Software Development Series)
著者:Rudolf J. Streif
発行日:2016/5/12
http://amzn.asia/ipEiBUy

Embedded Linux Development Using Yocto Project Cookbook
著者;Alex Gonzalez
発行日:2018/1/25
http://amzn.asia/679ouYz

Linux: Embedded Development
著者:Alexandru Vaduva,‎ Alex Gonzalez,‎ Chris Simmonds
発行日:2016/9/27
http://amzn.asia/8U3zVLO

Mastering Embedded Linux Programming-Second Edition
著者:Chris Simmonds
発行日:2017/6/30
http://amzn.asia/0vaZIR8

Using Yocto Project with BeagleBone Black
著者:H M Irfan Sadiq
発行日:2015/6/30
http://amzn.asia/1gsBBYy

Learning Embedded Linux Using the Yocto Project
著者:Alexandru Vaduva
発行日:2015/6/30
http://amzn.asia/i2pXcT0

Embedded Linux Projects Using Yocto Project Cookbook
著者:Alex Gonzalez
発行日:2015/3/30
http://amzn.asia/d5Pm8HS

Yocto ProjectのWebSiteがリニューアルしました


本日(2018年3月6日)、YoctoProjectのWebSite https://www.yoctoproject.org/ がリニューアルしました。
リニューアルに伴い、ページ構成ががらりと変わってしまい、本サイトからリンク切れが生じております。
ご迷惑をおかけしますが、順次修正を行っていきますので、ご了承くださいますようよろしくお願いします。

Spectre及びMeltdown対応版のリリース予定


先日までTBDとなっていたSpectre 及びMeltdown 対応版のリリースについてですが、
2.2.4 / 2.3.4 は 2018年4月 、2.4.2 は 2018年3月 をめどにリリースを行うようスケジューリング
されています。
2.4.2 に関しては、gccのバージョンを 7.2 から 7.,3 に上げることで対応を行いますが
2.2.4 / 2.3.4 に関しては、 upstreamのバックポートの対応が行われた後に、QAを経ての
リリースとなる予定です。

do_fetchallが無くなります


http://lists.openembedded.org/pipermail/openembedded-core/2018-February/...
にあるよう、今後リリース予定のyocto2.5から bitbake core-image-sato -c fetchall といった
fetchall/checkuriall のタスクが使えなくなります。
代わりに、bitbake core-image-sato --runall=fetch を使用することで、より高速に同様な
タスクが実行可能となります。

高速化の対応とは言え、今まであちらこちらで紹介されていたknow howが使えなくなって
しまうのは、ちょっと不親切かなと。

Yocto2.2.3のリリースは暫く先になります


昨年(2017年)12月12日の段階では、2.3.3より前にリリース予定だったYocto2.2.3ですが、specter/meltdownへの対応を行った後のリリースとなる模様です。
先週リリースの2.3.3/2.4.1に関しては、今春リリース予定の2.5が出た後も、リリースが継続しますが2016年10月リリースの2.2.0は今回が最終の公式リリース
となるため、重大な脆弱性への対応を行った後のリリースに変更となったようです。

https://lists.yoctoproject.org/pipermail/yocto/2018-January/039640.html

以下 2018年2月6日更新

2月5日付けのYocto Project Status WW06’18から

2.2.3 は 2017-12-14 版にて、rc2のQAを実行中です。
当然ながらspecter/meltdown 対応パッチは含まれませんが、これらは2.2.4にて対応する
予定とのことです。
http://lists.openembedded.org/pipermail/openembedded-core/2018-February/...

以下 2018年2月28日追記

2.2.3 ですが、Tue, 27 Feb 2018 15:02:04 -0800 にリリースのアナウンスがありました。
2017/12/14 時点のmetaデータでのリリースとなります。
web siteの更新はこれからとなります。

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