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bluez5のconfig方法の質問です。 "--localstatedir=/data/storage" をconfigとしたいと考えているのですが、どのように変更を行えばよいのでしょうか。 よろしくお願いいたします。
yakuhito
2020/3/18 (水) 22:05
1. bitbake-layers create-layer コマンドを作成して、変更点を保存するレイヤーを作成します。 Yoctoのバージョンが2.3以前の場合は、yocto-layer create で作成します。
2.作成したレイヤー内で、mkdir -p recipes-connectivity/bluez5/ を実行して、bbappendファイルを保存する場所を作成します。
3. 2で作成したディレクトリ内に、bluez5_%.bbappend というファイルを作成する。(%は、今後bluez5のバージョンが上がっても対応可能とするためです)
4. bluez5_%.bbappend の中に以下の記述を行ないます。 EXTRA_OECONF += "\ --localstatedir=/data/storage \"
5. 作成したレイヤーを有効とするため、bitbake-layers add-layer 作成したレイヤーのディレクトリ を実行して、conf/bblayers.conf に追加します、
6. bitbake bluez5 -c cleanall を実行して、構築済みのbluez5を消去します。
7. bitbake bluez5 -c configure を実行して、Makefile を生成します。
8. build/tmp/work/[TARGET-ARCH]/bluez5/[レシピバージョン]/build/Makefile 内に記載されたlocalstatedir が変更されていることを確認します。
yakuhito
2020/3/18 (水) 22:05
./configure に渡すパラメータは、EXTRA_OECONF 変数で変更可能です
1. bitbake-layers create-layer コマンドを作成して、変更点を保存するレイヤーを作成します。
Yoctoのバージョンが2.3以前の場合は、yocto-layer create で作成します。
2.作成したレイヤー内で、mkdir -p recipes-connectivity/bluez5/ を実行して、bbappendファイルを保存する場所を作成します。
3. 2で作成したディレクトリ内に、bluez5_%.bbappend というファイルを作成する。(%は、今後bluez5のバージョンが上がっても対応可能とするためです)
4. bluez5_%.bbappend の中に以下の記述を行ないます。
EXTRA_OECONF += "\
--localstatedir=/data/storage \"
5. 作成したレイヤーを有効とするため、bitbake-layers add-layer 作成したレイヤーのディレクトリ
を実行して、conf/bblayers.conf に追加します、
6. bitbake bluez5 -c cleanall を実行して、構築済みのbluez5を消去します。
7. bitbake bluez5 -c configure を実行して、Makefile を生成します。
8. build/tmp/work/[TARGET-ARCH]/bluez5/[レシピバージョン]/build/Makefile 内に記載されたlocalstatedir が変更されていることを確認します。