This service is available only in Japanese-language.

devtool finish時にオリジナルのSRC_URIが消える

NXP LS1028ARDBをターゲットとしたビルドにおいて、首題の問題が発生しました。アドバイスいただきたく存じます。

Yocto環境は以下URLの3.0のものを使用しております。
https://source.codeaurora.org/external/qoriq/qoriq-components/yocto-sdk/...

以下URLの資料を参考に、devtoolを使ったcowsayパッケージ(https://github.com/schacon/cowsay)のレシピ化/組み込みを試みました。
https://speakerdeck.com/tnishinaga/how-to-build-custom-linux-image-with-...

具体的には、以下手順を実施しました。
 1. devtool addでgitリポジトリを取り込んでレシピ作成
 2. ビルド/実行できるよう.bbファイルおよびソースを変更
 3. git commitでソース変更内容をコミット
 4. bitbake-layers create-layerでレイヤを新規作成
 5. devtool finishでレシピをレイヤに追加
結果、元のworkspaceディレクトリ配下の.bbファイルでは
 SRC_URI = "git://github.com/schacon/cowsay;protocol=https"
となっていた行が、devtool finish後にレイヤに追加されたレシピでは
 SRC_URI += "file://0001-Modify-cowsay.patch"
と、オリジナルのSRC_URIが消えてしまい、ソースの取得が行えない状態となってしまいました。
(符号は+=となっているものの、他にSRC_URIの定義は見当たりません)
上記手順にて不適切な点がないか、ご教示いただけますでしょうか。

なお、不適切な作法かと思いますが、生成された.bbファイルを手動で
 SRC_URI = "git://github.com/schacon/cowsay;protocol=https \
  file://0001-Modify-cowsay.patch \
 "
と書き換えることで、パッチ適用も含めて正しくビルドされることを確認しました。

当方、いままでdevtoolを使用してきた中では、SRC_URIが消えてしまう現象に遭遇したことは無いのですが、
devtoolはあくまでも開発を効率的に行うことを目的に提供されているサポートツールですので、生成物に
不具合が発生した場合に手動で修正することは問題ありません。

yakuhito様、早速のご回答ありがとうございました。
手順としては問題がないようですので、こうした事象が起き得ることを想定しつつ、
引き続き使用していこうと思います。