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とあるBSPのkernelのmenuconfig変更を以下の手順で実施し、bitbakeを実施しました。
bitbake virtual/kernel -c kernel_configme -f
bitbake virtual/kernel -c menuconfig
bitbake virtual/kernel -c diffconfig
自作レイヤーにappendファイル、cfgファイルを置く
bitbake core-image-weston
すると、
WARNING: <board-bsp>/recipes-kernel/linux/linux-<board-bsp>_4.14.bb.do_kernel_configme is tainted from a forced run
WARNING: <board-bsp>/recipes-kernel/linux/linux-<board-bsp>_4.14.bb.do_compile is tainted from a forced run
と出てきました。
確かに、bitbake virtual/kernel -c kernel_configme -f で最初にkernelだけbuildしてその後、全体のbitbakeしているのでWARNINGは理解できます。
この場合、appendファイル、cfgファイルの内容でもう一度buildされて上書きされるという認識でよろしいでしょうか?
それとも、同じ内容の変更が既に入っているのでbuildがスキップされるのか、どちらでしょうか?
yakuhito
2022/3/3 (木) 12:20
linux-yocto の場合はWARNINGは表示されなすが、ソースの取得から再実行されています
"task名 is tainted from a forced run" のワーニングは、構築の再現性が保証されないため出力しています。
・poky3.1のlinux-yocto を上記手順でmenuconfig/diffconfig を実行
・生成されたfragment.cfg を含んだkernelのbbappendを追加
・イメージレシピを再構築
と実行した場合、カーネルソースを取得するdo_fetch タスクから再実行されていることは確認できています。
menuconfigで変更をおこなった内容が反映されていることで、各タスクは再実行されているのですが、
その後に再度イメージレシピを構築した際にも、同一のWARNINGが表示されています。
一旦、bitbake linux-yocto -c clean を実行してファイル生成物を消去することで
上記WARNINGに表示は消えることを確認しています。