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opencvにおけるpackageconfの無効化について

opencvのパッケージを最小限にするため,opencv_4.1.0.bbを参照しながらbbapendにて以下の記載をいたしました。
EXTRA_OECONF_append = " --disable-gapi --disable-python3 --disable-eigen --disable-jpeg --disable-tiff --disable-v4l --disable-libv4l --disable-gstreamer --disable-samples --disable-tbb --disable-gphoto2"

当該記載は,用意されているPACKAGECONFを参照し,例えば--disable-tiff指定により,cmakeのオプションから-DWITH_TIFF=ONがきえ,-DWITH_TIFF=OFFが追加されることを期待しての記載でした。

しかしbitbake -e opencvを実行し確認したところ,-DWITH_TIFF=ONのままとなっていました。

なお,opencv_4.1.0.bbには以下の様な記載があり,当該configを利用して-DWITH_TIFF=OFFにしたいと考えております。
PACKAGECONFIG[tiff] = "-DWITH_TIFF=ON,-DWITH_TIFF=OFF,tiff,"

上記件,おそらくEXTRA_OECONFやPACKAGECONFIG周りの理解が誤っているのかと思うのですが,
なにか正しい記載方法がございましたらご教示いただけますと幸いです。

レシピの中でinheritしているクラスは 
inherit pkgconfig cmake
となっており、PKFCONFIG[調査対象コンポーネント] に設定された値が構築時のパラメータとして利用されます。

PACKAGECONFIG[tiff] = "-DWITH_TIFF=ON,-DWITH_TIFF=OFF,tiff,"

上記の指定は、三番目のパラメータ" tiff"が利用可能な状態であれば、最初に記述された文字列 "-DWITH-TIFF=ON" が
ル利用できない場合は 二番目のパラメータ "-DWITH_TIFF=OFF" をPKGCONFIG変数(配列の添え字tiff) に設定しています。

PACKAGECONFIGでtiffを使用しないという選択も考えましたが、デフォルトの指定が不明な点もあり以下の設定を提案します。

PACKAGECONFIG[tiff] の値を常に "-DWITH_TIFF=OFF" に設定するには、bbappend に 以下の記述を行ないます。            
PACKAGECONFIG[tiff] = "-DWITH_TIFF=OFF,-DWITH_TIFF=OFF,tiff,"

PACKAGECONFIGの三番目のパラメータの有効・無効状態を変更できればと考えていたのですが,それは困難そうということですね。
PACKAGECONFIGの方での対応は諦め,EXTRA_OECMAKE_append/EXTRA_OECMAKE_removeで対応するか,
あるいはご教示頂いた方法にてそもそもPACKAGECONFIGを書き換えるかしようと思います。
ご回答いただきありがとうございました。

> PACKAGECONFIGの三番目のパラメータの有効・無効状態を変更できればと考えていたのですが,それは困難そうということですね。
システムのデフォルトを調べ、無効であれば何もしない、有効の場合はEXTRA_CMAKEで無効化することも検討しましたが……。

bbappend ファイルに、一番目のパラメータを変更したものを記載することで、bitbake -e を実行した際に変更が反映されたことを確認しております。