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Yocto 全般

生成されたdebのリビジョンによる変更状態の把握について

yoctoにより生成されるdebのバージョンおよびリビジョンによる変更の把握について質問がございます。

あるビルドPC_aとビルドPC_bがある前提で,任意のタイミングで各々最新版の独自のレイヤーをpullし,bitbakeすることで作業しています。
ビルドPC_aとビルドPC_bでビルドされたイメージの相違点のうち,(u-boot等はさておき)イメージを構成するdebのうちいずれのdebに差分があるかを把握したいです。

リビジョン(PR)で把握しようと考えていたのですが,kernel-module-xxx(省略).deb系統のカーネルモジュール系のdebは,リビジョンが自動付加
(=固定値やgitのhashに基づくものではなく,bitbakeの仕組み上で付加されているもの。変更やcleanがあればインクリメントされる)されているように見受けられます。
このbitbakeによって自動付加されるリビジョンは,各々のビルドPC上でインクリメントされるため,上記のようなdebの比較の目的で使用するのは妥当ではないです。

独自のレシピであれば,PRの記載を固定値やgit hashに書き換えて上記用途に使用可能となるのですが,カーネルモジュール系列はどのように対応すべきかがわかりません。
カーネルモジュールでも同様に固定する方法があるのでしょうか。それともそのような方法はなく,ビルドPCを一台に統一する必要があるのでしょうか。

上記debの比較の目的が満たせるのでしたら,手段に拘りはございません。(PRを固定する方法でなくとも問題ありません)
なにか取り得る方法がございましたらご教授いただけますと幸いです。

ルートファイルシステムに任意のファイルを追加する方法

ビルド環境で
bitbake core-image-weston
などと実行すると、
core-image-weston-xxxx.tar.bz2 といったルートファイルシステムが生成されますが、
このデフォルトの core-image-weston-xxxx.tar.bz2 に対して、
任意のファイルを追加する方法を教えていただけないでしょうか。

1つ思いあたる方法としては、
core-image-weston-xxxx.tar.bz2 を解凍したのち、
任意のファイルを意図したディレクトリに格納して、
再度 core-image-weston-xxxx.tar.bz2 に圧縮し直す、
という方法があるかと思います。

別の方法として、
bitbke を実行して自動的に任意のファイルが
core-image-weston-xxxx.tar.bz2
に含まれているようにできないか、
つまりレシピにそういった記述を追加する、
あるいは「ルートファイルシステムに任意のファイルを追加するレイヤ/レシピ」を追加して
対応する方法がないものかと考えています。

ご教示いただけましたら助かります。

qemux86でグラフィックカーソルが表示されなくなった

社内ユーザからの問い合わせです。
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MACHINEにqemux86を指定して、core-image-sato の動作確認を行っていたが
yocto3.2(gatesgarth)からグラフィックカーソルが表示されなくなり困っています。
どうすればカーソルが表示されますか?
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USBアップデート方法

現在、以下環境でu-bootからUSBアップデートを実現しようと考えております。
SMARCモジュール:SMARC-iMX8M(embedian製)
キャリアボード:EVK-STD-CARRIER-S20(embedian製)
BSP:以下URLの手順でイメージ作成
   <http://developer.embedian.com/display/LOS/SMARC-iMX8M_imx_4.19.35_1.0.0

現状、SMARCモジュールのeMMCにイメージを書き込む手段として、
SDブートで起動して、ユーザーランドからeMMC書込みスクリプトを実行して
書き込みを実施しています。
上記の手段ではなく、eMMCブートで起動してu-bootでUSBメモリを認識させ、
USBメモリにあるカーネルイメージやrootfsをeMMCへ書込みすることは可能でしょうか?

[実現したい手順]
①eMMCブートで起動
②u-bootでUSBメモリ検出
③USBメモリ内にあるkernelイメージ / Device TreeをeMMCのパーティション1に上書き
④USBメモリ内にあるrootfsをeMMCのパーティション2に上書き

※パーティションの構成は以下になります。
パーティション1:kernelイメージ / Device Tree
パーティション2:rootfs

以前のバージョンのLinuxOSに適用していたレシピ(kernelへのpatch)のupdate方法

Linux kernelに含まれるソースコードに対し変更を行うため、patchを含むレシピを作成しbitbakeを使用することで変更済みのLinuxを構築していました。
しかしLinuxのバージョンを上げることとなり、自社製のpatchについては修正する必要が発生いたしました。
本点について、新たなバージョンのLinuxにて該当のソースコードを探し、patchを再作成する、ということを行っているのですが、
より利便的なpatchのupdate方法はございますでしょうか。

local.conf内の記述について

・EXTRA_IMAGE_FEATURESとIMAGE_INSTALL_appendの違いは何でしょうか?
 どちらに何を記述できるのか判断可能ですか?

・カスタムレシピで作成したものでIMAGE_INSTALL_appendに追加しないといけない物がありますが、
 何を基準にして追加する/しないを判断しているのでしょうか?
 アプリやスクリプトを記述するのでしょうか?

カスタムレシピの作成種類について

カスタムレシピの作る際に、たとえばdefconfigを修正したい場合、
インターネット上の情報を見ると、defconfigを上書きするレシピの作成、
fragment.cfgによる差分を適応するレシピの作成、patchファイルによる差分を適応するレシピの作成
などそれぞれ違う方法が見受けられるのですがどのやり方で修正するのか見極めはどのようにするのでしょうか?

環境変数について

${B}、${D}、${WORKDIR}、 ${BPN}などの実際のパスを知ることは可能でしょうか?
マニュアルに多少説明はありますが、明確にどこというのが判断できませんか?状況より可変するものもあると思いますが。

install-buildtoolsスクリプトを用いたビルドツールのインストール方法について

https://docs.yoctoproject.org/ref-manual/ref-system-requirements.html#re...

1.3.1 Installing a Pre-Built buildtools Tarball with install-buildtools script

の箇所を実施したいのですが、前提条件について不明点があります。
まず、

質問①
1.Execute the install-buildtools script. Here is an example:
$ cd poky

とありますが、pokyというディレクトリは、Yocto構築の過程の、

$ repo init -u https://source......../**-manifest -b ***-zeus -m ***.xml
$ repo sync

としたときにできる、[project dir]/sources/poky のことでしょうか?

質問②
scripts/install-buildtools --without-extended-buildtools \
--base-url https://downloads.yoctoproject.org/releases/yocto \
--release yocto-3.2 \
--installer-version 3.2

を実施しても、bash: scripts/install-buildtools: No such file or directory
と出てきてしまいます。

ここでは本来どのような操作をするのでしょうか?

pythonバージョンについて

Yoctoリファレンスマニュアルには、「Python 3.5.0 or greater」と記載ありますが、
python3 --version
で出てくるPythonのバージョンのことでしょうか。

https://docs.yoctoproject.org/ref-manual/ref-system-requirements.html#re...

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